2016年3月24日
東信の高い山に出掛ける、晴れ。昨夜降雪があったようで、根雪の上に7cmくらいの積雪。ノウサギとリスの足跡が林道を横切っている。ホシガラスがカラマツの横枝をつついて、ゴヨウマツの種子を取り出して食べる場面を3回見た。
この時期に、標高2000mほどの地点にシジュウカラがいるとは。エナガも亜高山帯で活動をしている。垂れ下がったカラマツの枝で、リスがじっとしていた。
ゆるやかな登り坂を歩きながら、研究の方向を考える。時間の使い方を吟味し、天秤にかける。生き物の調査は偶然の発見ではなく、つぎに繋がる観察例を得ないといけない。確かな経験による、約束された出会いならいいのだけど。