2016年3月26日
ふたたび、東信の山に出掛ける。晴れ、気温マイナス6度。キバシリとヒガラがさえずり、マヒワがぐぜっていた。標高1730m地点でオオタカを、2080m地点でホオジロを見る。もしかしてホオジロは、この時期に日本一標高の高い場所にいる個体だったりして。
6種類の哺乳類の足跡があった。ノウサギの足跡を辿ると、茶色の毛が少し落ちていた。ここのノウサギは、冬も茶色のやつか。キジ科の足跡を見たのだけど、ヤマドリですよね。
追い切れず、詰め切れず、鬼ごっこに負けた。出現記録について、頭のなかで整合性を取るばかり。雪上の焦燥感。手ぶらで帰るわけではないのに、足取りは重い。
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ノウサギとキツネの足跡が交差する