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雨の感覚

2012年7月7日

東京都あきる野市。くもりで時折、弱い雨。ヤブカンゾウとオオバギボウシ、キツリフネが咲き、ニイニイゼミの声がする。ニイニイゼミの声を聞くのは今年初。ホタルブクロとユキノシタの花も確認。檜原村ではノリウツギと、テイカカズラと思われる花を見た。季節物はこんな感じ。

秋川は思ったほど増水していない。A橋のたもと、浅い瀬にタモ網を入れる。水生昆虫は少ないな。何回かやると、カジカが入った。福生市あたりの多摩川とは違う川の匂い。秋川のほうが好き(←実家の川の匂いに近いという意味で)。川幅も狭いし。

遠くからカジカガエルの声。岸ぎわでは、カジカガエルのオタマジャクシと思われるものが複数、網に入った。

午後、多摩川(福生市)でヘクソカズラの花を見つける。セッカとオオヨシキリ、ホトトギスの声。姿は見えないけれど、よく鳴いている。くもり空の下の河川敷は元気な緑。梅雨の雨は優しく降り、基本的に冷たくない。“続く”ものだから、その辺りの配慮はぬかりがない。

 

 ヤブカンゾウの花