細い雨 Published 2016年6月17日 2016年6月16日 クリの花が咲き、ニワトコの実が朱色になる。梅雨空。山地の林内でネジキやヤマボウシの白い花を見るのもこの時季。サワギクの咲く道を歩き、木を見上げて巣を探す。 かみ合う破片、断片的な事象をつなげ、日常に引き込む。拾い、落とし、そうあらねばと考え、取りこぼしたくない時間に迫る夕暮れ。道際の水面、橋の下の水面。深い谷の、奥の見えない斜面に消える影。そこに行きたい後悔。 Categories:日記 Tags:サワギクニワトコネジキヤマボウシ Previous Post 現実を貫いた意思 Next Post 斜面上の尾根