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それぞれのイメージ

 

2016年10月6日

南信へ、イワナを観察に出掛けた。来年の下見もかねて。禁漁期に入ったので、水辺でもいくらか穏やかな心でいられる。渓はやや増水しているものの、濁りはほとんどない。が、目をこらしても魚影が見えない。水中を流れる木の葉もまだ少ない。しばらく探索し、やっと浅瀬に定位する2尾のイワナを認めた。その下流の巻き返しに浮いている個体も確認。昨年の10月下旬は産卵行動が見られたのだけど、時期が少し早かったようだ。

ヤマブドウとカツラの葉が色づいている程度で、季節は初秋。種子散布屋としては、ゴヨウマツの種子を運ぶヤマガラを見られたのが収穫。崖にイワタケと思われる地衣類があった。

人間活動に由来する自然災害。それによるミスマッチは、小さな生態系を崩壊させる一因になるだろう。

husazakuranomi201610