2016年10月7日
今週は乗鞍岳、浅間山西麓とホシガラスの貯食行動を見て廻り、きょうはホームの富士山北麓。朝の気温は6度だけど、風がないので助かる。今回もメボソムシクイのさえずりを聞いた。
渡りのヒヨドリ、メジロの群れが通過。アトリやマヒワはまだいない。標高2100m地点でハクセキレイの声を聞く。ニホンリスがゴヨウマツの球果をかじる音がする。枝越しに姿が見え隠れ。2羽のコガラがカラマツの種子をくわえてどこかに飛び去る。そしてすぐに戻って来て、また種子を運んで行く。
遠方に向かって飛翔するホシガラス。生息地の質が、植物の分布に影響を与えているのかもしれない。あの行動には、どんな意味があるのだろうか。最後まで自分の見たものを疑う姿勢。つねに懐疑的であれ。