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遠因として

2016年10月10日

いままでに行ったことのある山で、好きな山の上位5山に入るのが湯の沢峠一帯の山々。今回も車で林道を上がる。林道沿いはいい渓相なのだけど、堰堤が多くて失望した。湯の沢峠の2km手前に停車。

ヤブから、ソウシチョウのにぎやかな声が聞こえる。ミズナラには大きなクマ棚があった。紅葉にはまだ早い。カケスが上空を飛ぶ。スズタケが枯死しているのは、ニホンジカの摂食なのか開花の影響なのか。3年前には目立たなかったニホンジカによる樹皮はがしはそこそこある。

峠から急登を詰めて黒岳に向かう。振り返ると、大蔵高丸が見えた。樹林帯を抜けると草原が続く。霧が上がって来て、美事な景観を作ってくれる。アマツバメの小さな群れが飛び交う。渡りだろうな。

黒岳の山頂は展望がない。昼食を済ませ、足早に下山。止まっていると、体の冷える時期になった。来年は、ハマイバ丸を越えて国道まで下りてみたい。甲州アルプスの東側は、何回でも行きたい場所です。

yamabudou2016