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緑にのまれる

2017年5月5日

三重県大台町の大杉谷、今回のテーマは照葉樹の花。モチツツジやガクウツギなどの初夏の馴染みの花を見つつ、ウバメガシ、アラカシ、スダジイの花を観察する。ムベとイズセンリョウの花も咲いている。ウリカエデはすでに種子ができていた。

クマタカとサシバを探すが見つからず。アカショウビンとソウシチョウの声が聞こえた。アシナガオトシブミがウバメガシの若葉で揺籃を作り始めていた。数時間後に見に行くが放棄されたようで、揺籃は未完成。何があったのだろう。

前から気になっていたヤマガラのさえずりを録音する。同じ個体が、異なる2つのさえずりを交互に発していた。ヒガラでもこのようなことがあり、どのように使い分けをしているのか。標高200m前後のスギの植林地にいるキバシリもいつか追いたい。

緑に隠される景色のなかであれもこれもと駆け回り、記録を取る。仕事ではないから、全力でやらないといけない。