2017年6月23日
山梨県東部。早朝と夕方、2つの渓を釣り上がった。それぞれの渓の、イワナの模様が知りたくて。堰堤の下で、ヤマメ特有の鋭いあたりがあり、久しく体験していなかった感覚を思い出す。ここのところ、源流部のイワナを釣ることが多く、ヤマメの生息域で竿を振るのはいつ以来か。釣り人がよく入っている場所なのだろう、ここぞと思うポイントでも魚が出ない。
夕方は薄暗い渓の支流を、地形図を頼りに詰める。遠くでキビタキの地鳴きが聞こえる。スギの横枝に、クロツグミのものと思われる古巣があった。イワナらしい重いあたりがあり、白斑の大きな個体が上がった。