2017年6月19日
乗鞍岳に行く。終日快晴で、ほぼ無風。雪焼けする顔。亜高山帯でサメビタキの巣を見つけた。抱卵か抱雛をしているようだ。
高山帯の下部でホシガラスの声を聞く。風当たりが強く、雪解けの早い場所に貯食した種子はもう回収できるだろう。いま、3m以上の積雪の下にも、秋に貯食した種子が多数埋まっている。その年の雪解けのタイミングによって、種子の運命が変わってきそう。雪の下に長くいるほうが、回収される確率は低くなる。今年はハイマツが豊作。高標高域ではホシガラスの生息を確認できなかった。
コメバツガザクラやキバナシャクナゲの花が咲き、標高2500m以上の雪の上にカメノコテントウとナミテントウがいた。