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下見という名の本番

2017年8月4日

ボタンヅルやフシグロセンノウが咲き、ノリウツギの花が盛りの時季になった。山梨県東部の2つの渓を釣り歩く。まずはO川。踏み跡の残る道にあまり期待はしていなかったが、いかにもというポイントで7寸ほどのヤマメが上がる。が、けっこう痩せていた。堰堤が多いものの、夕まずめに攻めたら面白そうな渓だった。イワナを見るには、さらに上流に行かないと。

つぎは、K川。バックウォーターから数百メートルの場所で入渓。両側が急峻な斜面で、山釣りらしい景観。川幅が広いので安全。先行者がいたので、竿抜けの場所を中心にあたりを取る。自然繁殖と思われる小さなヤマメを流れから抜く。しばらく歩き、日没が近くなったので竿をたたんだ。この渓も上流部にアプローチしないと、イワナはいない。今回、あまり人の入っていなさそうな支流を見つけたので、次回はそこも行ってみたい。もっとキリキリするような、全力を出さないと越えられないような、心に強く残る山釣りをしないといけない。