2018年9月17日
乗鞍岳に行く、気温7度。風が強く、霧が深い。が、時々青空が出る。山地帯でヤマウルシとツリバナが紅葉していた。ノリウツギの花弁が褪紅色に染まっていて渋い。亜高山帯ではダケカンバ、ウラジロナナカマド、ムシカリなどが紅葉し、だいぶ秋めいてきた。聞こえるのはメボソムシクイのさえずりのみ。花も咲いていない。
ホシガラスの貯食飛翔はよく見られるものの、霧にさえぎられてあまり追えない。ハイマツの球果はまだたくさん残っているが、飛んでいる個体はそれほど多くはない。今年は全体にばらけている印象。融雪状況と関連しているのか。
土と石と実に触れて、体が山に馴染んだころには帰る時間に。もったいないな。亜高山帯のあの林に混じりたいが、横目で見て通過するだけ。