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水ガキ合宿

2018年9月12-13日

南側の渓はおおむね入った。北側に目を向けると、ダムの上流の支流が呼んでいる。連日の雨でやや増水していた。ダムより下流は竿を出す気になれない流れなので通過。

朝からどんよりとした天気。気温15度で水温は13度。いろいろあって、最初の入渓場所は水面幅1m前後しかない。寒いので水には入らずに遡行。ちょうちん釣りのようにして進む。3−4寸の魚影が走る。カラマツの林内で秋が香る。この細流れのどこまでイワナがいるのか、源頭まで詰めたくなる。水量が少なくなり、撤収。午後、ひとつ南の支流を400mほどやるが、何もいなかった。ニホンザルが必死にクリの実を食べようとしていた。

2日目は晴れ。朝の気温は14度。水温12.5度。林道から外れた流れを1時間釣り上がる。小さな魚が1回跳ねただけ。別の枝沢に入ってみるもダメ。同行者が釣り上げたイワナは、これまでに見たことのない色のものだった。

下流に移動し、大イワナのつきそうな場所を探るも、あたりも魚影もない。こんなに水量があり、良い渓相なのに。地元のかたの話の通り、釣れない渓だ。道沿いで入りやすいとはいえ、先行者のいない日にこの釣れなさは珍しい。いろんな意味で、ここにはもう釣りに行かないだろう。