Skip to content

野焼きの煙に霞む

2018年10月29日

温度に敏感なカキノキの葉がほぼ落ちた。実の明るい色が目を引く。下伊那へ。広葉樹の多い林道を進む。細い流れがあったので水際まで近寄る。瀬尻から7−8寸の魚影が走った。アマゴだろうか。渓魚の産卵の時期なので河床を注意するものの、石の動いた跡は見つからない。

興味はあるのに、その情報に触れるのが億劫で遠ざけてしまう。いっぽう、興味があるから求めている情報に全力で向かえることもある。可能な限り時間をかけて。この迷いが判断を遅らせ、視界を曇らせる。ちょっとした違いなのだけど。