2018年11月24日
今シーズン一番冷え込んだ朝。対岸の山は霧で見えない。霜が降り、霜柱が立つ。
信州峠から横尾山に登る。色のない、枯れた道を黙々と山頂を目指す。鳥の声もほとんど聞こえず、ウソ、マヒワ、コガラが時折鳴くだけ。天気は良く、眺望がきく。空の青味が澄んでいる。一緒に行った友人と、今度は瑞牆山に行こうと言い合い、下山した。
山で冬の空気を吸い、木にぶら下がり、体をリセットする。心を忘れないように。音楽、絵、文学作品などの着想になるような生き物の記載、他分野に影響するようなものが作れたら良いな。他人が知人になる、その瞬間に立ち会って、踏み重ねて。