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あずかり しる

2018年12月19日

エナガの声が聞こえたので振り返ると、カキノキにスズメの群れがいた。数羽のムクドリが警戒しながら、近くで枝移り。別の場所では、巣穴を覗いていた。飛び立つときに発するダイサギの声。川の上を高速で飛ぶカワアイサ。雪を運ぶ風が山から街に届く。霞んだ稜線。そこに太陽が隠れ、また巡ってゆく。

形は違うけれど、同じような質の人たちが入れ替わり、動かしているもの。それは結果的に類似してしまったのか、近しいものを生産する仕組みなのか。そして、このまま行くのか。掛け違いから着地点が見える場合もあるが、そこが正しいのか、正しいと考えるのが良いのかも判断できない。