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課せられた岩

2019年1月9日

夏に釣りに入った南信の渓の、冬の顔を見に来た。水際が凍結している清らかな流れ。これを落ち着いて見ていられるのは、魚影がないから。いくら探せどもAOSGはいない。あの岩の影、そこの淵と、緑の季節にイワナを釣った記憶とともに歩いて行く。冬の様子を知っておくことが、夏の釣りをより楽しむことに繋がる。

山地帯の小鳥類が賑やかだ。暦はまわり、先月よりも日は長くなった。逃げ込める常緑針葉樹の意味を確かめながら進む。ホソエカエデの種子を採集。イカルの群れが山の斜面を飛ぶ。標高1650mの場所でホシガラスを見る。カワアイサが上流に向かって行った。

この渓の2つの支流に関する有益な情報を得た。そういえば、手前の支流も宿題として残っている。ヤマツツジの花が咲いたら釣りに来よう。