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来るか来ないかぐらいのころ

2019年3月1日

昨日、八ヶ岳は降雪があったようで、高山帯や亜高山帯上部は白い。北向き斜面の日陰にある氷はまだ溶けていない。朝、富士見町の農耕地でヒバリがさえずっていた。

夕方、17:00に富士見のイワツバメのコロニーに行く。もうすぐ渡来するはずなので、初認を押さえるために。17:30を過ぎ、良い暗さになってきた。さすがにまだ来ていないかと思っていると、17:41に1羽のイワツバメがコロニー上空を飛んでいた。17:44から巣に出入りし、17:54にねぐら入り。1羽だったけど、きょうがコロニーでの初認となった。では、昨日はいなかったのか? 2月27日に見に来たときには確認できなかった。今年最初にコロニーに飛来した個体は、どんな属性のものなのか、繁殖地に向かうタイミングはそれぞれ異なるのか。

意識の外にあるものと、どれぐらい出会えるだろうか。当たり前の風景が変わるときの気づき、そのきっかけ。情報の波に触れ続けるのではない、別のやりかたがあるのではないかと。