2019年5月3日
三重県南部の限界集落から北東に移動してE・MAへ。聞き慣れない声がしたので見上げると、コシアカツバメが電線に止まっていた。古巣に泥を運んでいる個体もいる。さらに上空をアマツバメが飛んでいた。
今年の1月上旬、モチツツジの花が咲いていた枝の2箇所に黄色のテープを巻いておいた。それを確認に行くと、その枝も花をつけていた。冬に咲いた後、初夏にも花をつけるようだ。気温が25度近くになり、ハルゼミが鳴き始めた。スギ林からキバシリの地鳴きが聞こえ、宿題を思い出す。イズセンリョウ、ヤナギイチゴの花を見る。照葉樹の花も複数種咲いているが、手が回らない。
近所にいる87歳の古老(Mさん)にカワウソを見たことがないかと聞く。すると、猟師だったMさんの父親もカワウソは見たことがないようだったとのこと。ただ、その父親はオオカミのものと思われる足跡は見たらしい。それと、ハクビシンはその頃からいたと教えてくれた。Mさんは数年前から、家のまわりの「鳥が少なくなった」とおっしゃっている。調査をすれば数の変化は数値で表現できるが、その要因となるとさらに踏み込む必要がある。要因を特定するのが大事なのだけど。