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2番目の独立峰

2019年8月2日

富士見町でクサギの花が咲き始めた。植栽なのかオミナエシも咲いている。

初めての御嶽山へ。ロープウェイに乗ってすぐの標高1600m地点でチョウセンゴヨウを見つけた。点々といろんな樹齢の個体が生えている。“そういう”生物間相互作用が展開されている場所なのだ。2140mでホシガラスを見た。メボソムシクイは4拍子系。地元のガイドのかたの案内で目的地を目指す。

2275mあたりからシラビソやダケカンバが疎林状になり、背の高いハイマツが出現した。急登でもハイマツが生えていると楽しいし、道沿いにStrobus亜属があるなら、どんな山登りも苦にならない。山頂を踏まなくてもまったく問題はない。これが3万年前の地層、この登山道は70年ほど前に作られた、などの説明を聞きながら進む。2014年の噴火のときの火山灰もわずかに残っていた。

ウラジロナナカマド、クロマメノキ、コケモモ、ミヤマホツツジ、オオヒョウタンボクの花が咲いている。ミヤマダイコンソウは久しぶり。モミジカラマツの花をそれと認識したのは初めて。クロウスゴの実がなっている。ここでもハイマツの枝切りを見た。2700mぐらいまで行って引き返す。ホシガラスはまだハイマツの球果を利用していないようだ。

車まで戻って来ると雷が鳴り始めた。夕立の前に下山を完了して何より。きょうは7時間歩いたけれど、若干の消化不良は否めない。