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水田の甘い風

2019年9月13日

先日、天竜川水系の河川敷でノビタキを見たので、富士見町にも来ているかもしれないと思い、農耕地を回った。昨年の9月22日にノビタキを見た場所で1羽を確認できた。ジシギに注意しながら水田を探索するが何もいない。チュウサギがいたので慎重に近づいて写真を撮る。モズの高鳴きに、ノスリが電信柱に止まる風景。

町内のため池の3つの内、2つは水が抜かれていた。わずかに残った水たまりでクサシギを見る。コガモはまだ渡来していない。クリシギゾウムシがいないかとクリの木を見上げる。来月には冬鳥が続々と来てしまう。季節の巡りが早くてついていけないもどかしさ。

鳥の動く秋の候。ツバメも少なくなった。もうすぐ「玄鳥去」だ。カラス類、ムクドリ、ハクセキレイの集団ねぐらが目につくようになり、秋の気配が立ち込める。来週はエゾビタキを探しに行こう。