2019年11月28日
きょうの昼間の最高気温は5度。暖かかった11月の終わりに、この時期らしい寒さになった。八ヶ岳南麓も甲斐駒ヶ岳方向も、頂部は雪で白い。
物置の闇の部分を片づけていると、ネズミ類の巣が見つかった。状況からアカネズミのものと思われる。巣の回りに残されたフンの大きさや、オニグルミの食べ跡もこれを示唆している。段ボールや桶に囲まれた物置の隅、光の入らない場所に、人工物をかみ砕いた巣材で作られていた。物置は、築94年の家屋に併設されている。
「ガレージミュージアム」という言葉が浮かぶ。この家や周辺で得られたものを標本として、倉庫に展示しよう。倉庫はバックヤードとしても、もちろん活用できる。ガレージミュージアムの最初の標本は、アカネズミがオニグルミの実を食べたもの。つぎは、アカネズミの古巣。そして、地元のかたが「ふせ網」と呼ぶドジョウや小魚を捕る漁具。アズマモグラやハタネズミのトンネルもあるので、いずれ石膏で型を取ってみよう。池の水が用水路に流れていることがわかったので、用水路の魚類調査もやらないと。