Skip to content

滲んだ雲と風の音

2019年12月8日

夕方、Tのヤドリギ類を見に行く。遠くの枝に止まる数羽の鳥のシルエットが見えた。いい感じ。双眼鏡で確認すると、ヒレンジャクだった。12羽いる。ホザキヤドリギの実を食べている。日没が近づき、風が冷たい。例の橋梁は、ハヤブサのねぐらになっているのかも。Sでハクセキレイのねぐら入りを観察する。

つながりのない言葉の破片をふと思い出し、書き留める。ゆるやかな決断に乗せた諦め。そこから先は新しい選択肢、枝道が続いている。空気を押しのけて迫る音。心を腐らせ、細い道を行く。