2019年12月12日
T川に合流するN沢を歩いた。最初なので、1.6kmほど。冬なので、渓魚が気にならない。その分、AOSGやKAWNZ探しに集中できる。しかし遠目と近目を使い分けるのは疲れる。景観の違和感に気づけるか、探り合いが続く。大木があれば穴がないかと注意し、樹洞性哺乳類を気にする。痕跡と動き。生活を感じ取って進む。
初めて、コクサギの実が自動散布する場面を見た。ノダフジの自動散布のような派手さはないけれど、ずっと見たかったもののひとつ。途中からテンのフンが目立つようになる。ツグミの警戒声が聞こえ、ハイタカがそれを追っていた。林内でもあんなに機敏に飛べるのか。
帰路、農耕地にあるヤドリギ類に20羽ほどのヒレンジャク。夕方、ムクドリのねぐら前集合を目撃。ねぐらは特定しなかったけれど、自分の生活圏内の事象はとりあえずいろいろと押さえておきたい。