2019年12月22日
暖かな冬至を迎える。山梨県の友人と、四尾連湖へ。そこから、蛾ヶ岳に登る。湖への途中、シラカシが生えていた。峡南の川の風景を見ると、今冬に確認したいことを思い出す。
イカルがイヌシデの種子を割って食べる音が聞こえる。ウソとエナガの声。植林地を抜けると落葉広葉樹の林になった。登山道以外は傾斜が急なところが多い。テンのフンが多い。くもってはいたが、山頂からは富士山、八ヶ岳、赤石山脈、遠くに飛騨山脈の一部が見えた。どれも冠雪している。こんな山々を見ていると、足元のことはなかなか捉えられない。いまは細かい事象を追う余裕がない。大きな尺度で読み取ることと、丁寧に整合性を取る作業の隙間。どっちつかずの状態が続く。