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入ってみたときの浅さ

2020年1月2日

サルがユズを食べていた。三重県南部のOKM谷。AOSGとKWNZを探しながら、沢沿いを歩く。ヤマセミの声が聞こえた。130mぐらい行くと伏流水に。流れに取り残されたアマゴとウグイの稚魚がいた。中・大型哺乳類のフンが多い。イノシシとシカが斜面を走る。

堰堤を1つ越える。2つ目の堰堤の下からは水があった。さらに進むと、再び伏流水になった。しばらく歩くと水音が聞こえ、沢に水があらわれた。淵には小さな痩せたアマゴの姿がある。2つ目の大きなカーブで引き返す。飛ばず・見つからず。この流域では、彼らを養えないのかもしれない。ずっと見えていた稜線はKGMかなと思っていたけれど、帰ってから地図で確認するとSRKRだった。

サンショウクイがいないかと気にするもののダメ。コウヤマキ、ヒメシャラ、ゴヨウマツが生えている。落ちていた球果から、トガサワラの木を見つけた。紀伊半島で見たかった木のひとつ。