Skip to content

秋の羽

2020年10月21日

午前7:30、乗鞍高原の気温は2度。霜が下りている。山の斜面でシオンの花が咲いていたけれど、場所的に逸脱が疑われたので通過する。標高2200mぐらいから上はダケカンバが落葉していた。

高山帯は快晴でほぼ無風。2780m地点でシジュウカラが3羽、西南西に向かった。20羽ほどのノスリも同じ方向に飛ぶ。ノビタキが岩に止まり、タヒバリの声も聞こえる。イスカも群れで飛翔していた。これらの鳥は渡りの途中に高山帯を通過したようだ。バルーミングが多い。

アトリとマヒワが飛んでいる。ツグミを確認。ウソとイワヒバリはまだ残っていた。登山者がいるためか、ハシブトガラスも山を降りていない。4日前に降った雪の上にノウサギの足跡がある。ライチョウの足跡もあった。高山帯のホシガラスは、2610m地点に1羽いただけ。地上は雪の部分が多いから、種子を探すのも難しいだろう。ハイマツの球果はもう枝についていない。つぎは12月に来たいけれど、積雪状況次第。