2020年12月20日
庭には、好きな花や実をつける草木を植えたい。でも、園芸種や外来種はやめよう。ただし、すでに庭に生えているもの、風や鳥によって種子が散布されて定着したものは良いことにする。在来種でも、町外から持ち込むのは注意がいる。安易に種子等が逸脱しないもので、管理できる種に限定した。庭に植える植物は、できれば実生から育てたいけれど、早く花が見たいので挿し木や苗も可とする。
ヤマツツジの花は、毛鉤釣り(テンカラ)の適期が来たことを告げるため重要な樹木だ。実のなる木としては、ハクウンボクとエゾエノキに決めた。近くに生えていることと、鳥が実を食べに来る以外にオトシブミ類やゾウムシ類が利用してくれるかもしれない。カマツカを育てて、鎌の柄にしたい。そして、落葉のタイミングを確認するためのヤマコウバシ。クロモジも外せない。サルマメやコマユミ、サンショウも良いし、マツ属もいくつか育てようか。
7月末、山梨県でカラスウリの花を見つけた。これまでは、キカラスウリの花を目にすることが多かった。そろそろ良い頃だと思い、実を取りに行く。来年は庭で、夏の朝にカラスウリの花が見られるだろうか。