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ウロを見ると

2021年1月30日

遠くからチェーンソーの音が聞こえる。昼でも気温は上がらないけれど、陽射しは温かい。庭でハンノキを割り、先日作った砂場にネットを張った。カワラヒワの群れが飛び、シジュウカラが警戒声を出したので見上げるとハイタカが旋回していた。

薪割り台に乗せたハンノキの幹に小さなウロを見つけた。深さは5センチほど。なんとなく覗くと、木の種子が6粒入っていた。直感的に、ヤマガラがイチイの種子を貯食したものだと思った。ウロの位置は、たぶん地上から5m以上の場所だ。少し前に庭木のイチイの種子を触っていたので、種名がわかった次第。

夜、昨年の7月に割ったオニグルミを焚いてみた。もう十分乾燥していて、問題なく燃えた。火力も悪くないが、ハリエンジュのほうが火持ち良い。我が家のストーブは、ミズキの薪を複数本焚くと暴れやすい。頻繁に空気調整が必要になる。ミズキは火がつきやすく火力もあるが、火持ちは良くない。秋口や春に使うと良いのかもしれない。果樹やバラ科の細い枝は、火力はあるが火持ちは悪い。厳冬期以外に使おう。薪の状態は、伐採時期や乾燥期間、方法によって違いがあるかもしれない。手間と効率。春までに、いろんな樹種の薪を準備し、来シーズンは焚きくらべをしたい。