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針広混交

2022年7月24日

山梨県東部。今年もハリオアマツバメを見に来た。登山道に入ると、ソウシチョウとクロジがさえずっている。コサメビタキの家族がいた。林道を横切りさらに標高を上げると、カラマツの植林地でサメビタキを見る。

樹林を抜けるとビンズイのさえずりが聞こえ、遠くでルリビタキとメボソムシクイも鳴いている。尾根上をツバメとイワツバメが飛んでいた。ダケカンバのウロだろうとあたりをつけ、斜面をトラバース。かなり急傾斜。ニホンジカの痕跡が多い。小さな岩場にエゾムシクイがいた。アカハラかマミジロの古巣と思われるものを見る。K川の流れ出しを確認。2時間30分ほど探索するが、見つからない。ウロからコノハズクでも顔を出していると嬉しいのに。岩場にオコジョがいたら良いのに。ウソの声が聞こえる。

登山道を引き返すと風切り音が聞こえた。頭上をハリオアマツバメが飛んでいる。来年は北側のピークから見下ろしで探そう。きょうはワシはいなかった。