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平らな底

2023年5月5日

ふたたび、南紀。潮風のあたる場所から、照葉樹・植林地内を流れる沢へ。文献情報をもとに、地形図から良さげな場所に入る。サルが斜面の上を歩き、石が落ちてくる。スダジイの花が咲いていた。ヤマツツジのような花は何だろう。ネジキが目につく、カナメモチはつぼみ。ウラジロの群落からソウシチョウが飛び出した。そういうことか。アオスジアゲハが飛んでいる。

イメージに合う石を動かすと、動くものが。おーだいがはらだ(標高584m、水温12度)。小魚のような素早い動き。生活史が回っていることが嬉しい。初めて見るものはなるべく、“ここにいるよ”と教えられての出会いは避けたいところ。対策をしていても、見えないダニに6箇所ほどやられた。