2023年5月4日
台高山脈に分け入る。ソウシチョウのさえずりが聞こえる。マルバウツギとアオダモ類の花が咲いていた。良い流れがあったので竿を出す。イワナとは違う、アマゴの素早い反応を思い出しながら遡行。釣れるのは6寸以下ばかり。小さな滝から上は、渓魚の魚影やあたりがなくなった。沢沿いのスギ林のなかに、炭焼き窯の跡がった。里では、ハルゼミが鳴いていた。
細流の、ここはと思う場所の石を動かすと、黒っぽいものがいた(標高567m、水温11度)。すぐ上の堰堤の下には、やや小さい個体がいた。どっちだろう。午前2回、午後2回のカチ込み。気になる場所を多く残して、日没となる。2年ぶりなのに、あれもこれも行けない。まだヤマビルがいないので、ダニ類にだけ気をつける。