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違う、違わない

2013年6月24日

富士山北麓の山地帯。くもり、午前5:30の気温は12度。寒いからか、9時を過ぎてもエゾハルゼミは鳴かない。ソウシチョウは6:30以降からよく鳴き始めた。日本産の鳥とはさえずりのピークがちょっと違うのかもしれない。

オオミヤマガマズミ、ツルアジサイ、ミヤママタタビの花に会えて嬉しい。ミヤママタタビの花は、「晴れた春の日」のような甘い香り。山地帯のシロバナノヘビイチゴの花は終わった。

亜高山帯や青木ヶ原でキジバトの“さえずり”を聞くと不思議に思う。針葉樹林帯にいるキジバトは、何を食べているのだろう? 同様に平地から亜高山帯まで生息しているウグイスは、生息環境としてはあまり変わりがないように見えるけれど、キジバトの場合はちょっと事情が違うと思う。

ところで、エゾハルゼミは声の聞かれる場所とそうでない場所がけっこうくっきりと分かれている。これは何に起因しているのだろうか。人間には同じような植生にしか見えないのに。

 

ツルアジサイの花