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日本海側

2013年8月9日

妙高高原に向かう。晴れ。上越高田のIC周辺は標高200mもないのに、エゾゼミが鳴いていた。山梨県や東京都では標高1000mくらいの場所に行かないとエゾゼミの声は聞けない。植生は太平洋側の生息地と同じように見えるので、標高だけではエゾゼミの分布を説明できないのかもしれない。セミ類の地域的な種構成と、植生や地形との対応が知りたいな。

妙高山は霧に隠れていて見えない。トチノキがけっこう生えている。標高1100mほどのところでブナを見た。実はそこそこなっているようだ。コエゾゼミの声が多くて鳥の声が聞こえない。草地ではキリギリスの声(音?)。ほかにも直翅類が鳴いている(音を出している)けど、誰かわからない。しかも涼しくない。オオツリバナの若い実を見た。オオイタドリは好き。

リョウブの花期は、太平洋側の山地帯と変わらないようだ。背の高いあのセリ科の花はシシウドだろう。ツルアジサイが咲いている。上越教育大学の近くでカラスザンショウの花を見た。

コエゾゼミ