Skip to content

着想するとき

2013年10月9日

東京都檜原村に行って、南秋川に入って水生昆虫を見る。道々でカキが熟していた。セイタカアワダチソウの花が咲き出し、多くの水田では稲刈りが終わっている。街で見られるサクラ類が紅葉して、ジョロウグモが目立つ季節になった。

オオヤマカワゲラやチラカゲロウ、ヘビトンボなどの幼虫が網に入る。あと、ヤゴも数種類。たまりにいるシマアメンボ(無翅型)が気になるので、水面に顔を近づけて見入る。長翅型のほうが好きだな。メグスリノキの種子の大きさに今年も驚く。

自分のなかに、さまざまなスケール、トーンの情報が蓄積される。見たもの、聞いたこと、考えたこと。蓄積されたもののなかから、新たな探究のテーマが生まれるのだと思う。いろんな事柄は、相互に関連している。いつ、どれとどれが結びつくか。

 

ミゾソバの花