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空気の中身

2013年10月12日

児童館の事業で、五日市の里山に出かける。晴れ。武蔵五日市駅にイワツバメの古巣を見に行ったら、上空をイワツバメが飛んでいた。5羽くらい。駅前の噴水のところに、マツモムシやアカネ系のヤゴ。すごいな。

Yの里山ではモズがジュウイチの鳴き真似をしていた。どこで聞いたのだろう。ササキリの声があちこちからする。遠くでミンミンゼミ、ツクツクボウシの声。アキノウナギツカミの花を発見。先月から、ママコノシリヌグイ、ミゾソバ、ヤマミゾソバと同じようなものたちを観察してきた。一応これで、類似種は見られたかな。

ハラビロカマキリからハリガネムシが出てくる場面を見た。その近くではオオカマキリのメスがオスを捕食中。ヤマアカガエルを捕まえた子が見せに来る。いろんな生きものに、適度に触れられる場所。ちょうどイネ刈りをしていた。僕たちが食べるお米は、こうして作られるんだよ。メナモミの花を見ると、“ひっつき虫”系の植物が気になりだす。

あれは何? これは何? と、子どもたちに聞かれる。彼らが見つけてくるものの多くはわかるけれど、われわれも一生、勉強中なのである。

 

マツモムシ