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見落とさないこと、取りこぼさないこと

2014年5月30日

富士山の亜高山帯の調査地に行く、晴れ、気温16度。林内にはまだ少し雪が残っている。ルリビタキとヒガラ、キクイタダキのさえずり。カヤクグリとウソも鳴いているが、メボソムシクイはまだ来ていないようだ。アマツバメが風を切って飛ぶ音が聞こえた。

確認できた花はミヤマハンノキとカラマツのみ。カラマツは少し芽吹いている。登山道を移動中、僕はキクイタダキのあやしい行動を見逃さなかった。慎重に近づくと、コメツガの枝に地衣類のハンモックがあった。たぶん、これから巣が作られていくのだろう。

ウグイスのさえずり。今年はきちんとアレを観察したい。針葉樹に止まって鳴くホシガラス。もうヒナが出るころか。

 

ルリビタキ