2014年6月21日
富士山北麓の3〜4合目を歩く(精進口登山道)。くもり。イボタヒョウタンボクの花を発見。ナナカマドやシロバナノヘビイチゴは高標高域でも咲いていた。ハシブトガラスの家族群がいたけれど、この近くで繁殖したのだろうか。
幅の広い登山道を進む。ルリビタキ、メボソムシクイ、ヒガラ、キクイタダキ、ミソサザイがさえずる。お馴染みの鳥たちだ。夏はキジバトとウグイスも亜高山帯に生息している。これらは低地でも繁殖していて、分布域が広い。それにしても、針葉樹林帯でキジバトは何を食べているのだろう?
今回の目的は天然のカラマツ林を見るとこと。森林限界のカラマツはよく見ているが、多くは低木だ。登山道沿いの天然カラマツ林は高木で、シラビソが混生している。裸地にはカラマツの実生が密生する場所もあった。なるほど、植林地や森林限界とは林の雰囲気がかなり違う。ノジコという鳥を通して、僕はカラマツを別の視点から見る楽しさを知った。今度は船津口登山道も歩いてみたいな。
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ナナカマドの花