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tgksのmgmk

2014年10月28日

戸隠に行く。晴れ、気温6度。風が強く、山が鳴っているような音に聞こえる。高木が大きく揺れる。木々のきしむ音。紅葉したカラマツの葉はまだ残っているけれど、それ以外の木はほとんどが落葉していた。

ゴジュウカラがミズナラの樹皮の隙間に種子を挟み込む。別の場所では直翅類をウロに隠していた。コガラも貯食をしているような仕草。ここで越冬する彼らは、冬の貯えに余念がない。

水路に魚影を認めた。イワナだろうか。カラマツとカラコギカエデの葉が流れて行く。葉の落ちた林内や湿地は寒々としているが、こんな風景も良い。メギの紅葉に目を奪われる。ニホンザルが木道を歩いていた。

ツルマサキで、ツグミやシロハラ、マミチャジナイが実を食べている。ムギマキとキビタキも来ていた。実のなる木は、林内に点在する食堂のようなもの。実がなくなるまでは、安定した食量を提供してくれる。

 

マミチャジナイ