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越後のオオイタドリ

2012年7月15日

昨日(14日)の夕方、上信越自動車道を走っていたら、オオイタドリの花が目に入った。もっとよく見たくて、新潟県の海沿いに出掛ける(5月はここでたくさん生えていたのだ)。

海沿いの花はほぼ終わっていたけれど、高さが2mを越えるものもあり、葉がとても大きくて見応えがある。草本でこの高さは珍しいだろう。ふだん、山梨県東部の山によく出かけているけれど、オオイタドリは見かけない(ふつうのイタドリはある)。直近で思い出せるのは、昨年の8月に白馬岳に行ったときに見たものだ。たまにしか見ない植物なので、その空気に触れられると嬉しくなる。

海沿いを南西に進む。前線の影響なのか波が高い。日本海はあまり馴染みがない。太平洋側とは生えている植物も違うし、湿度も高い。

ウミネコが電信柱に止まっている。どこで繁殖しているのだろう。山間部にいると、夏にカモメ類というイメージはない。旅館の屋根にイソヒヨドリ。風切羽を換羽中のミサゴが上空を飛ぶ。

砂浜で遊ぶ人がいなくなる冬、漂着物や海鳥を見て歩きたいな。