2016年11月21日
山梨県の友人と、笹子雁ヶ腹摺山に登った。くもり。霧が濃く、風が強い。西側からのコースは横風をまともに受ける。尾根の両側はけっこう角度のある急斜面が点在。紅葉をする木々はほとんど落葉していた。
イヌブナがあるあたりには、トウゴクミツバツツジが生えていた。尾根筋のヒノキは自生だろうか。ニホンジカが樹皮を剥がした跡が目につく。標高や地質の関係か、マルバウツギが多い。赤材を見つけては、ルリクワガタ類の産卵痕を探す。
ムササビかニホンリスが食べたと思われるスギの球果が落ちていた。周辺を探索するも、ムササビのフンは見つからず。下山後、雨になった。吐く息が白い季節に入り、山も静かになり、音が聞こえやすくなった。遠くが、足元が見やすくなった。でもまだまだ、目の届かない部分がある。