2017年2月26日
長野県松本市には、2月中旬に渓流釣りが解禁になる渓がある。まだ雪深いだろうけど、渓魚は毛鉤を追わないかもしれないけれど、渓の匂いをかぎに行った。場合によっては竿を出さずに帰ることになるが、入漁券は購入して。
木々の芽をチェックしつつ、一応、鳥の動きを目で追うものの、視線はつねに渓に向ける。関東からは両生類産卵の報が入っているので、水深の浅い緩やかな流れではそれとなく眺める。気温は3度。
感じの良い瀬とトロ場があったので、竿を伸ばして毛鉤を流す。水際を歩きながら数十メートルほど釣り上がるが、雪が多くて難儀する。魚影が見えたので満足して、帰路についた。雪解けを待って、雪代が落ち着いたころに再び来よう。