2017年4月8日
長野県松本市。市街地を車で走ると、キセキレイとカワラヒワのさえずりが聞こえてきた。抱卵中の個体が見えるハシボソガラスの巣。ツバメの飛び交う風景が嬉しい。
梓川沿いを山へ向かう。木々はまだ芽吹いておらず、所々でダンコウバイの花が咲いている。ダンコウバイがまとまって生えている斜面の遠景は、柔らかい色に見える。フクジュソウの花も咲いていた。
融雪が一気に進み、渓が増水している。先週と同じ場所に、マンサク類の花を見に行く。1週間経つと、さすがに見頃を過ぎていた。往復180kmのマンサク類詣でも5回で終了。帰路、別の場所でもマンサク類の花を見つけた。
この時期に山梨県東部では、ダンコウバイやアブラチャンのほかにキブシの花をよく目にする。松本市ではダンコウバイしか確認できなかった。ほかの2種は少ないのか、出かけた場所にはたまたま生えていないだけなのか。