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光の入りかた

2017年12月17日

編笠山へ、晴れ。登山靴で問題なく歩ける積雪量だけど、風が冷たい。カラ類の群れ、アトリやマヒワなどを見ながら高度をかせぐ。チョウセンゴヨウの位置を確認しつつ、ホシガラスの生息域まで来た。標高1900mを越えると体感温度がかなり下がる。この時期にここで、どんな生活をしているのかを見たかったのだけど、出現しなかった。

フクロウと思われる鳥が林内を飛翔した。ウソの声が聞こえる。リスとキツネの足跡。ニホンジカが走る。下山者にしばしば出会う。

ないよりはあったほうがいい、というだけのデータに振り回され、誤った結果を手にしていないか。急がず先送りしたものが正しいという保証もない。全体が見えてこないのは仕方がないとして、淡々と覚え書きを重ねる。