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あの尾根の向こうの渓 3

2018年7月26日

家から見える尾根の向こう側にある渓での釣りの3箇所目。おそらく、これが最後となるであろう。移動中、オカトラノオ、ウバユリ、イヌゴマの花が咲いていた。

源頭を確認し、流れに沿って下る。地形図通りの水域がありがたい。メタカラコウとセンジュガンピの花を見る。水面幅は1-2m前後のままで、「春の小川」のような環境。こんな場所に? と思うところで魚影が見えた。さらに高度を下げる。ウソ、メボソムシクイ、ルリビタキがさえずる。標高1770m、水温は10.5度。入渓。6分後、1尾目のイワナがかかる。その後もコンスタントに釣れ、400mほどで6尾のイワナを上げ、竿をたたむ。この支流の個体の色は、とても興味深いものだった。さらに資料を集めないと。

自分の関心の広がりや方向が、見聞きして記載したものが、その分野の理解の深まりや議論の発展に寄与すること、また、その分野以外の人たちの興味を喚起するきっかけになることを願って。ただただ、それだけ。