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思い出になっていく時間

2012年10月14日

NPO法人自然環境アカデミーのイベントで、東京都福生市の多摩川に出掛ける。子どもたちと“ガサガサ”をして魚や水生昆虫などを捕るのが目的。晴れ、気温20度。水温は18度。きょうも渡りヒヨドリがよく飛んでいる。ハクセキレイとキセキレイのチェーシング。カワラヒワの群れ。ホオジロのさえずり。秋らしい鳥の動き。河川敷でケイトウの花を見て触る。

カマツカとムギツク、ジュズカケハゼを初めて見た。ほかには、シマドジョウ、ホトケドジョウ、カジカ、アカザ、それからツチガエルなど。

昨日、ここの下流では1日に45種類以上の鳥類が確認された。夏鳥、冬鳥、旅鳥が入り交じる。この記録に挑むが、半日では25種が限界だった。いつもはいる普通種も出なかったし。

花が咲いていると、水草にも関心が湧く。というか、水草という存在は魅力的だ。イソシギが静かに川の上を飛んで行く。少し離れたところから参加者を見ていると、その一瞬一瞬が確実に過去になっていく気がした。秋だからかな。こんな時間感覚はあまりない。

 

ヒヨドリの群れ