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夕暮れ時

2012年10月21日

新潟県上越市のA池にハクチョウが来ているらしいので、見に行こうということになった。午後。くもりで気温は19度。公園のサクラ類の上部にエゾビタキを発見。アオゲラがよく鳴いている。イカルが群れでアカマツに飛来。古い球果の隙間をつついて種を食べているようだった。まだ残っているのかなぁ。カシラダカと大型ツグミ類の地鳴き。今シーズン初となるツグミの声を聞いた。

ヌルデの紅葉がきれい。まだ、ほかの木々が紅葉していないからよく目立つ。コナラのドングリが太平洋側よりも大きく見えるのは気のせいだろうか。

広大なハスの池。それを取り巻く樹林のなかの散策路の迷路でまごついていると、日没が近づいてきた。すると、頭上でマガンの声。いくつかの群れが飛んで行く。マガンを見るのは数年ぶりだ。公園を出て、水面のよく見える場所に移動。遠くまで水田地帯が続いている。籾殻を焼く匂い、マガンの声。憧憬の風景。薄暗くなった農耕地をハヤブサが飛んでいた。狩りに成功したようで、鉄塔に止まって食事をする。ハクチョウは見られなかったけれど、思わぬ収穫(マガン)にほくそ笑む。前情報なしで行ったので。また来よう。

 

マガンの群れ