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家の近くの冬鳥

2012年11月1日

そういえば、家の周りの鳥は見ていないことに気づき、山梨県都留市の農耕地に出掛けた。山ではシロハラやツグミ、カシラダカを確認したけれど、里ではまだ。先週、ジョウビタキとシメは見たものの、ほかの冬鳥はどうだろう。

セイヨウタンポポの花が咲いている。水掛菜の芽が出ていて、もうそんな時期かと思う。防鳥ネットにからまって死んでいる鳥を見つけた。シロハラだ。日本に来て早々に…。アオジがススキの穂をもぐもぐしている。シメがカナムグラの実を食べているようだったけど、突き止められなかった。渡りのヒヨドリの群れを見かけなくなったな。

今回の目的はタヒバリを見つけること。そろそろ渡来するころなので。畑に目を凝らしながら歩く。ビンズイが飛び立つ。カシラダカの声。富士山でたくさん紅葉を見たから、今年は三ツ峠山があまり気にならない。ちょっとお腹いっぱいな感じ。隙があれば秋の三ツ峠山にも行こうと考えていたけれど。

タヒバリの地鳴きが聞こえ、見ると4羽が飛んでいた。すぐに近くの畑に降りたので、そちらに向かう。ようこそ! ここでは春先までタヒバリが観察できる。民家の庭先から聞こえる、ジョウビタキの明るく人なつっこい地鳴きに、いつも勇気をもらっています。

カケスがクヌギのドングリを運んでいた。夕方に吹く里の風が優しい。昨日の富士山2合目は本当に寒かった。この違いは、人が住めるかどうかの違いでもあるように思う。

 

クヌギのドングリを運ぶカケス